『みんなでつくろう!健康滋賀』 滋賀県知事 三日月大造のスペシャルコラム|第59回 17歳?27歳の女性の皆さん!9月末までに!

 子宮頸がんは、20代から40代の若い女性に多いがんで、全国で毎年約11000人が発症し、年間約3000人が命を落としています。子宮頸がんの原因と考えられているヒトパピローマウイルス(HPV)は、女性の多くが “一生に一度は感染する”といわれるウイルスです。ただし、ワクチン接種によって、このウイルスの多くの感染すなわち『子宮頸がんを防ぐこと』ができるのです。

17歳?27歳は9月末までに
1回目の接種が必要

 子宮頸がんワクチンの対象は、定期接種の小学校6年生?高校1年生相当と、キャッチアップ接種の17歳?27歳です。後者の17歳?27歳の方には、特に知っておいて欲しい重要なポイントが2つあります。1つは、無料接種できるのは来年3月末までということです。もう1つは、このワクチンは、一定の間隔をあけて3回接種するため、3月末までに接種を終了するためには1回目の接種を9月末までに終える必要があります。なお、令和7年4月以降に3回接種をすると自費で約10万円かかると言われています。

接種で迷った時はご相談を

 滋賀県では接種に迷った場合の相談窓口および安心の診療・相談体制を設けています。ご家族で子宮頸がんワクチンについて、ぜひ話し合ってみてください。

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