『みんなでつくろう!健康滋賀』 滋賀県知事 三日月大造のスペシャルコラム|第49回 新しい琵琶湖文化館の設立に向けて

 秋空が気持ちよく澄みわたる季節になりました。すがすがしいこの季節、文化や歴史に触れてみるのはいかがでしょうか。

 国宝・重要文化財の指定件数が全国第4位である本県では、「近江の文化財で“つなぐ”“ひらく”未来の滋賀」を基本理念に、新しい琵琶湖文化館を令和9年12月に開館することを目指しています。建物は、船をイメージした姿になる予定で、私自身、開館を楽しみに待っています。

 さて、滋賀県の豊富な文化財や新しい琵琶湖文化館について理解や関心を深める機会として、県民フォーラムを毎年実施しています。今年度の県民フォーラムでは、琵琶湖文化館の学芸員にくわえ、守山市出身の東京国立博物館の研究員をお迎えし、滋賀県の様々な文化財のなかから、県北部「北の近江」の仏像を主なテーマにお話しいただきます。メイン会場は東京・ここ滋賀ですが、サテライト会場のコラボしが21(大津市打出浜)でも聴講いただけます。

 「北の近江」の仏像と、こうした魅力ある文化財を展示する新しい琵琶湖文化館への御理解を深めていただける機会に、ぜひ足をお運びください。

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