『みんなでつくろう!健康滋賀』 滋賀県知事 三日月大造のスペシャルコラム|第57回 生物多様性の取組について

ハリヨ(琵琶湖博物館提供)
イチモンジタナゴ(琵琶湖博物館提供)

 滋賀県では、「生物多様性しが戦略2024」を策定し、地域団体、企業、県民のみなさまなど、多様な方々と共に生物多様性の取組を進めています。この度、地域団体や企業における生物多様性の取組を認定・認証しましたので、紹介します。

希少な生きものの保護増殖事業の認定(2事業を初認定!)

 ハリヨとイチモンジタナゴという県内で特に保護を図る必要がある魚について、企業や地域団体のみなさまが専門家の協力を得ながら繁殖や生息地保全を行う取組を「ふるさと滋賀の野生動植物との共生に関する条例」に基づき、初めて認定しました。

 ハリヨは滋賀県と岐阜県の湧水がある限られた河川にのみ生息する魚であり、イチモンジタナゴは県内ではほとんど見られなくなってしまった魚です。同じ種の生きものであっても地域ごとに固有の系統があり、その維持に留意しながら取組を行っていることが、認定の重要なポイントとなります。

しが生物多様性取組認証制度の認証(計62者を認証)

 生物多様性の保全と自然資源の持続的な利活用に取り組む事業者を認証する本制度では、認証者数が計62者となりました。事業活動を行うに当たり、生物多様性に及ぼす影響等を把握・低減し、脱炭素や資源循環の視点も含め、持続可能な社会に向けた経営を進めることは、企業価値を高めていく上で重要です。今後も、滋賀県の生物多様性を守り、未来に引き継いでいくための取組をみなさまとともに進めていきます。

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