
高校を卒業して呉服問屋に就職したオーナー。着物との縁はそれが始まりだった。その後独立し着物の小売や展示会なども勢力的に行うなか、写真館という業種に出会う。「カルチャーショックを受けてね〜。着物の需要はこんなにあるのか!と」。着物はもっとレンタル主流になると確信したオーナーが人口増加と今後の発展が期待できる京都の醍醐に写真館を構えたのは11年前。周囲が驚くほどの価格破壊を展開し、あっと言う間に繁盛店となった。

そして、お宮参りから成人式まで成長過程を綴っていける『増やせるアルバム』では、これまでのべ2000人の晴れ姿を残している。2号店である大津店は今年で5年目。「お子様からお婆ちゃままで全世代の着物が揃う写真館」というのも他には無いウリのひとつ。最近では「生前に綺麗な遺影を残そう」とオーナーが考案した『いきいきプラン』の需要も増えつつあり、人生の節目ごとの永いお付き合いを提案している。