
オープンして13年、草津では「記念写真ならピカソ」と言われるほどに。「子どもの可愛い写真を残してあげたいという親の優しい思いに、精一杯いい表情を残すことでこたえたい」という岩瀬オーナー。短時間で心を開き、泣いて撮影なんか無理だと思われた子どもが最後には笑顔で帰っていく。あやし上手な店長の『ピカソマジック』が発揮された撮影は、横から見ていてもとっても楽しい時間だ。先日、オープンした年に7歳で七五三の撮影をしてくれた女の子が、成人式の撮影に来てくれたという。「七五三と同じところで成人式も撮ってもらいたくて」という彼女の言葉を聞いたときの感動はたまらなかったそうだ。また、地元の山田産婦人科に訪問し、無料で赤ちゃんの撮影をするというピカソだけのサービスを続けている。お盆も正月も関係なく、撮影枚数はなんと年間500枚以上。「逃したシーンは還ってこないから、一度きりの大切なシーンを残してあげたい」という熱い想いが活動を支えている。記念日やお祝い事のお手伝いができるこの仕事を心底素晴らしいと感じているオーナー。親子三代で来てもらえる店を目指して、今日も最高の一枚を生み出している。